【アメリカ国立公文書館で史料調査してみよう!】ワシントンD.C.編③ いざ閲覧室へ!
※こちらの記事は、ワシントンD.C.のペンシルベニア通りに位置する通称アーカイブⅠで史料調査する方向けです。
※2022年11月11日時点での情報です。最新情報は下記の公式HPをご覧ください。
さて、いよいよ閲覧室です。
ロッカーでの準備
ロッカーで必要な機材を準備します。受けたばっかりの講習の内容を思い出してください。
PCは袋から出し、カバーを外します(私の様に生身のままならそのままでおk)
筆記用具は基本持ち込めません。メモ用紙も閲覧室にあるのでいりません。自分のノートや文献を持ち込みたい場合は別途登録かチェックが必要らしいです。私は必要なかったのと、いざとなったらメモはiPadかPCでいいや、と思っていたのでこの登録に関してはイマイチよくわかりません。
閲覧室への紙類の持ち込み持ち出しは厳格にチェックされるので、正直ない方が楽かとは思います。
私の持ち込んでいたものはこんな感じです。
↑PC、iPad、オーバーヘッドスキャナー、スキャナーとPCのコード類、スキャナー用のマット、リサーチカード
一度だけ、iPadのカバーを外して置いてくるように指示されたことがありますが、たぶんiPadはカバーが付いてても大抵は大丈夫です。外すように言われたら従いましょう。
荷物が多い人用にカートがあります。早いもの勝ちですが、私が言っていた時期はカートがないということはなかったです。
閲覧室へ向かう
準備ができたら閲覧室に行ってみましょう!
閲覧室は2階にあります。2階へはセキュリティチェックを受けたエントランスまで戻り、エントランスにあるエレベーターから行きます。日本と違ってGとBの見慣れないボタンがありますが
Ground Floor (1階)
Basement (地下)の略です。素直に2を押せばOKです。
2階に着くと目の前が入口です。まず、その日最初に閲覧室に入る時は警備員さんに持ち込んではいけない物を持ち込んでいないかどうかとリサーチカードのチェックをされます。リサーチカードを提示したら、PCに何か挟んでいないか、物の下に何か入れていないか確認されるので、PCを開いたり物を持ち上げたりしましょう。
そして、警備員さんは十中八九、我々の名前を探すのに苦労するので、スペルを教えてあげると良さそうです。
荷物チェックが終わったらまっすぐ目の前の受付に行きましょう。さっき下で資料申請してきたとか言えばいいと思います。ここでもリサーチカードを出しましょう。ここまで終わったら空いている席に座って資料が来るまで待ちます。アーカイブⅠは資料が来るとスタッフさんが「〇〇さんきたよー」と教えてくれるのでもらいにいきましょう。私の時は名前が難しかったのかスタッフが「来たよ〜」と近くまで来て教えてくれることが多かったです。
資料が来たら受付に行ってスタッフさんが出してくれた申請用紙の裏に日付、受け取り時間、イニシャルの3点セットを書き込みます。資料を預けたり、資料を保管庫に戻す時にもこの3点セットを書き込みます。
また、資料が来た初回のみ表面の欄に署名と日付も書くよう言われるので書き込みましょう。
ここまで終わったら、無事終了です!
資料を読み進めていきましょう!
→資料の返却など