【アメリカ滞在記@カンザスシティ編①】人がいなさすぎる!!!
なんか、明日からすっごい寒いらしいですね。去年、アメリカに行っていたせいかここずっと寒い思いしている気がします。ということで、今回のアメリカ滞在で一番寒かった町、カンザスシティ編を書いていこうと思います。
11月末の気温。日較差が大きいのと、とにかく風が強い。吹っ飛ばされる。
カンザスシティとは?
カンザスシティの愛称はHeart of America、アメリカの心臓。つまりアメリカの真ん中にある街である。アメリカ中西部の代表的な都市のひとつで、ミズーリ州とカンザス州にまたがる大きな街になっている。カンザスシティという名前なのでカンザス州側がメインなのかと思うと逆で高層ビル街やダウンタウンはミズーリ州側にあって街の中心は実はミズーリ州側にあるという何ともややこしい街である。
本当に真ん中である
という前情報を仕入れ、11月下旬の夕方、私はカンザスシティに降り立ったのでした。
ちなみに泊まっていたのはミズーリ州側のカンザスシティでダウンタウンのど真ん中。バス停に近かったのと、さすがにダウンタウンで大通りに面したところなら安全だろうと思ってそのアパートメントを選んだ。
「えっと……安全とか危険とか以前に誰も街を歩いていないのですが????」
そう、この街にたどり着いてこの後ずっと感じ続けるのだが、ダウンタウンでもほとんど人など歩いていないのである。車移動が主流なのでそもそも歩くことがないというのもあるだろうが、車自体もそんなに走っていない。たまに歩いている人を見かけても犬の散歩中の人がほとんどだった。高層ビルが並び道路もしっかりあるのにあまりにも人がいなさ過ぎて人類滅亡したんじゃないかと思うぐらいだった。(メインストリート2㎞歩いてやっと歩いている人を見かけた日もあった)
市内:きれい。あと静か。
こんな感じで人が歩いていないので、当然街もNYやワシントンとは比べ物にならないぐらいきれい。噴水の町と呼ばれているだけあって噴水もたくさんあって景観は抜群にいい街なのである。ただし、冬なのでほとんどの噴水は止まっていたけれど。
そして、歩行者にとっても優しい街である。めったに歩行者がいないからというのもあるだろうけど、絶対に歩行者がいたら車は止まってくれる。逆に歩行者は信号を守らない。守ってたら日が暮れるし(青になるのに数分かかるのは普通)、車もそんなにいないので左右をよく見てカンザスっ子は渡る。
カンザスシティのもう一ついいなあと思ったところは、市内を通る路面電車、バスすべて運賃が無料なこと。空港から市内までも約45分ほどバスに乗ることになるがこれも無料。勝手に乗って勝手に降りる。この制度は一応期限付きらしいけど、CO2の排出問題とか考えるとこれからも続けるとよさそうな制度である。一応、これにはまあまあ人は乗ってるから見かけないだけで街の中に人はそこそこみたいで安心した。